【YouTube】動画の文字が小さくて(ぼやけて)見えにくい問題について

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GarageBand Music - YouTubeのコメント欄で「文字が小さくて(ぼやけて)見えにくい」というご意見を多数いただいていますので、対応策をご紹介します。動画を真似して曲を作ってみたい方は参考にしてみて下さい。

 

PC(Mac)またはタブレットの大きい画面で見る

YouTubeスマホで視聴されている方が多いと思いますが、画面の大きいPC(Mac)またはタブレットがあればかなり見やすくなります。

 

再生や停止の操作もスマホに比べて楽になりますので、作業効率もかなり上がると思います。

 

PC(Mac)またはタブレットをお持ちでしたら、ぜひ活用してみて下さい。

 

YouTubeの画質設定を変更する

YouTubeの画質が自動設定になっている場合、知らないうちに低画質に設定されている可能性があります。画像が荒く感じたら、画質設定を確認してみて下さい。

 

スマホ

画質が悪く文字が読み取りづらいですが、、、

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 画面うえの点が3つ付いているところから画質を調整できます。

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画質が360pになっていますが、、、

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720p60に変更すると、、、

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文字がはっきり見えるようになりました。

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PC(Mac)またはタブレット(iPad)

画面下の歯車から画質を調整できます。画質が360pだとかなりぼやけて見えますが、、、

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720p60に設定すると、かなりハッキリと見えるようになります。

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なお初期の動画で、画面が白飛びして見えにくいものは、どう頑張っても見えませんので(すみません)、コメント欄でお問い合わせください。よろしくお願いします。

YouTubeチャンネル登録10000人達成!!収益と今後の課題は?

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2020年1月13日から始めたGarageBand Music - YouTubeは、2021年3月5日にチャンネル登録10000人を達成することが出来ました。

 

ちなみにチャンネル登録1000人を達成したのが2020年5月30日で、そのときの記事がこちら↓↓↓

garagebandmusic.hatenablog.com

 

このときからチャンネル登録10000人を達成するのに、10ヵ月ほどかかりました。

 

「このまま続けて本当に伸びるのか?」と迷うこともありましたが、コメント欄で応援の言葉をたくさんいただき、それを支えになんとか続けてこられました。皆さんの温かい応援に心から感謝します。

 

この記事ではチャンネル登録10000人の収益と今後の課題について書きたいと思います。

 

チャンネル登録者数10000人の収益は?

チャンネル登録者数10000人達成時のGarageBand Music チャンネルの月収は、約40,000円ほど。チャンネル登録者数10000人のチャンネルの平均的な月収と比べると、かなり少なめだと思います。

 

収益が少ない理由は?

他のチャンネルに比べて収益が少ない理由は、特に以下の2点だと思います。

 

短い動画が多いこと

長い動画ほど途中で広告をはさむことが出来るので、それだけ広告収入を得やすくなります。

 

GarageBand Musicの動画は5分前後と比較的短い動画が多いです。長いものでも8分ほど。そのため表示される広告の数が少なく、収益も少なくなると考えられます。

 

メイク動画ならではの問題

GarageBand Musicでは有名曲のリメイク動画を中心に投稿していますが、このジャンルは「視聴者の好きな曲しか見てもらえない」という問題があります。

 

HIKAKINや、はじめしゃちょーのチャンネルのファンであれば、毎回欠かさず動画をチェックするという人も多いかもしれません。でもリメイク曲の動画だと、なかなか自分の知らない曲まで聞こうとは思わないんじゃないでしょうか。

 

(といっても、たまにコメントで「毎回見てます!」と言ってくださる方は何人かいます、感謝!!)

 

今後の課題

解説動画を作る

今の動画のスタイルは「サクサクと音を重ねていき、出来るだけ短時間で音楽を作り上げる」 というコンセプトなので、あえて動画の時間を引き伸ばすことはしません。今のスタイルを継続しつつ、解説動画のように比較的長い時間見てもらえるような動画を増やしていく必要があります。

 

解説動画であれば、リメイク動画の問題(好きな曲しか見てもらえない)も解決出来ます。また、解説動画を見て実際にガレージバンドを使ってみようという人が増えれば、更なるチャンネルの成長にもプラスに働きそうです。今は自宅で声出しして撮影するのが難しいんですが、環境が整えば声付きの解説動画も作りたいと思っています。

 

海外の視聴者にアピールする

GarageBand Musicは、90%ほどが日本からの視聴者です。2021年に入ってからは少しずつ洋楽のリメイク動画を増やしたり、英語字幕の設定をしたりと、海外向けにアピールを始めていますがまだまだといったところ。

 

GarageBand Musicと同じジャンルで、僕が目標にしているiSongs - YouTubeはチャンネル登録100万人を超えていますので、海外の需要は大きいはずです。あとは僕のチャンネルに気づいてもらえるよう、引き続き洋楽のリメイク動画を増やしていきます。

 

ちなみに動画がどこの国で視聴されたかによっても収益は変わります。そして日本に比べてアメリカの方が収益性は高い傾向にあります。そういった意味でも、チャンネルの収益を上げるには海外(特にアメリカ)の視聴者にアピールすることが重要になります。

 

改めて視聴者の皆さんに感謝

YouTubeのチャンネル運営をしている人の多くは、常に伸び悩みの不安を抱えていることと思います。そんなとき、コメント欄の応援メッセージは本当に心の支えになります。本当にいつもありがとうございます!!

 

これからも視聴者の皆さんが楽しいと思える動画や、役に立つと思ってもらえる情報を発信していきたいと思いますので、どうぞ末長くお付き合い下さいませ。

 

ちなみに初の再生回数10万回超えは「Vaundy - 東京フラッシュ on iPad(GarageBand)//ガレージバンドiOSで作ってみた」でした。ありがとうございます♪( ´▽`)

ガレージバンドiOSであえて完コピは目指さない

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曲をコピーするときは出来るだけ原曲に忠実に再現しようと思うのが普通ですよね。

 

でも、あえて原曲と違うアレンジを採用したほうがいい場合もあります。

 

特にガレージバンドiOSの限られた機能を使ってコピーする場合、原曲通りに弾こうとするとかえって音楽的にイマイチになることがあります。

 

それに「原曲通り」にこだわり過ぎるより、自分のテイストも加えたカバー作品として考えたほうが、気楽に作れるのもいいところ。

 

あまり原曲のアレンジにこだわらず、音楽的なクオリティを優先してコピーするのがオススメします。

 

あえて完コピを目指さない

スマート楽器のコードの響きを優先する

ガレージバンドiOSのスマート楽器には、簡単にコードを弾くことが出来る機能があります。

 

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初期設定ではKey=Cのダイアトニックコードを中心に8個のコードが並んでいますが、編集すれば7th系やオンコードなども使うことが出来ます。

 

しかしスマート楽器のコードは、ボイシングを変えることが出来ません。

 

ボイシングとは、コードの中の音の並び方のことです。

 

例えばCコードは「ドミソ」の和音ですが、「ドミソドミ」も「ドソドミソド」もCコードになります。

 

音の並びが変われば、当然コードの響きも変わります。

 

  

スマート楽器のコードの響きが「なんか曲と合わないな」と思うことはよくあります。

 

特に7th系コードはよく使われるコードですが、スマート楽器のコードボイシングだと(僕の場合は)しっくりこないことが多いです。

 

そんなときは、あえて7th にはしないでトライアド(例:G7にしないでGにする)にするとうまくいくことが多いです。

 

原曲のコード進行にこだわるよりも、ガレージバンドiOSのコードの響きを優先するわけです。

 

細かい音の連続は避ける

本物のギターの演奏では、細かい音符で連続してコードを弾くことがよくあります。

 

でもガレージバンドiOSのスマートギターで同じ様に演奏すると、かなり機械的な感じになってしまいます。

 

 

MIDIデータを細かく編集すれば、ある程度は自然な感じに近づけられるかも知れませんが、演奏自体を少し変えてみるのもありです。

 

音の連続だと機械的になるので、逆に音を伸ばすようなリズムに変えれば自然な演奏に聞かせられます。

 

 

 

音をよく聞いて音色を選ぶ

原曲で生のストリングスが使われているからといって、ガレージバンドiOSの生のストリングス音源が合うとは限りません。

 

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リアルなストリングス音源だが、使い所は難しいかも‥‥


実際に僕の場合も、シンセパッドのストリングス系の音色を選ぶことのほうが多いです。

 

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Synth Pads「Hollywood Strings」は使い勝手が良い

 

また、原曲でエレキベースが使われていても、ガレージバンドiOSではシンセベースで再現したほうが合うこともあります。

 

音色の名前だけで判断しないで、実際に音をよく聞いてから音色を選ぶことが大事ですね。

 

 ストリングスアレンジを簡略化する

J-POPのストリングスは、1stバイオリン、2ndバイオリン、チェロ、ビオラで構成されることが多いです。

 

そして、バイオリンはコードの高音域やオブリガート(歌メロの隙間を埋めるメロディ)、チェロとビオラはコードの中低音域を担当することが多いです。

 

完コピするなら全パートを別々に演奏することになりますが、それだとアンサンブルに厚みが出なかったりします。

 

ガレージバンドiOSの楽器の音は、生の楽器の音に比べてどうしても音が細くなりがちです。

 

そこでオススメなのが、チェロとビオラのパートはスマート楽器のコードでまとめてしまい、バイオリンパートだけ完コピする方法です。

 

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「Hollywood Strings」でコード、「Strings Staccato」で1stバイオリンと2ndバイオリンを弾いた例 

 

    

 

簡単にストリングスのアンサンブルを作ることが出来て、アンサンブルに厚みも出しやすいです。

 

まとめ

カバー曲といっても音楽作品である以上、音楽的なクオリティを一番に考えたいですよね。

 

ガレージバンドiOSには便利な機能がたくさんあるので、それをうまく利用しながら(原曲のアレンジにはこだわり過ぎずに)音楽制作しみて下さい。

ガレージバンドiOSに最適なiPhoneまたはiPadは?

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パソコンでDTMを始めるとなると色々な機材を揃える必要がありますし、それをパソコンに接続して音を出すだけでも大変で、初心者にはなかなかハードルが高いですよね。

 

でもガレージバンドiOSなら、iPhoneiPadに「GarageBand iOS」アプリをインストールするだけで、本格的な音楽制作が始められます。

 

この記事では、ガレージバンドiOSに最適なiPhoneまたはiPadをご紹介します。

 

※この記事の内容は2021年1月時点のものです。iPadの価格やスペックは変更されている場合があるので、ご注意下さい。

 

すでにiPhoneを持っている場合

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もうすでにiPhoneを持っているという人は、今すぐ「GarageBand iOS」アプリをインストールして、音楽制作を始めましょう。

 

GarageBand

GarageBand

  • Apple
  • ミュージック
  • 無料

apps.apple.com

 

ガレージバンドiOSにはたくさんの楽器が入っているので、iPhoneの画面をタップして音を出すだけでもかなり楽しめるはずです。

 

楽器を重ねて録音すれば、すぐに簡単な曲を作ることも出来ます。

 

ただ、iPhoneを使う場合はデメリットもあります。

 

デメリット①

iPhoneの小さい画面だと、どうしても楽器の演奏がしづらくなります。

 

例えば鍵盤を弾くときに、小さい鍵盤だとミスタッチが多くなってしまいます。

 

また曲の編集も、小さい画面だと作業しづらいです。

 

デメリット②

ガレージバンドiOSにはたくさんの楽器があり、音楽制作のための機能も豊富ですが、それ故にストレージの容量が多く必要です。

 

新しい音色を追加したり、制作した曲を保存したりするうちに、あっという間に容量不足になってしまいます。

 

ガレージバンドiOSのせいでスマホの他の機能まで制限されるのは残念ですよね。

 

以上のようなデメリットから、iPhoneガレージバンドiOSの楽しさを体験したら、早めにiPadに移行することをオススメします。

 

ガレージバンドiOSに最適のiPadは?

現行のiPadには、iPadiPad Pro、iPad AiriPad miniがありますが、そのなかでもオススメはiPad(無印)です。

 

iPad(無印)がオススメの理由は以下の通り。

 

①値段が安い

  • iPad   ¥34,800~(税別)
  • iPad Pro  ¥84,800~(税別)
  • iPad Air  ¥62,800~(税別)
  • iPad mini  ¥45,800~(税別)

 

最安のiPadなら¥34,800(税別)から、音楽制作が始められます。

 

パソコンで音楽制作する場合、Windowsで人気のDAWソフト「STEINBERG Cubase Pro」が6万円以上(もちろんパソコンは別途必要)、さらにオーディオインターフェースMidiキーボードは揃えたいところなので、それなりの出費を覚悟しないといけません。

 

iPadのコストパフォーマンスの高さが分かりますね。

 

②サイズ感がちょうどいい

iPhoneに比べると十分な画面の広さがあり、作業にストレスを感じることはほとんどないはずです。

 

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画面が広いので操作しやすい

 

逆にiPad Proなどに比べれば画面は小さいですが、わりと手が大きい僕でも使いにくいと感じたことはありません。

 

外出先に持ち出すにも、iPad(無印)ならショルダーバッグにも入るサイズなので持ち運びに便利です。

 

とにかくサイズ感がちょうどいいです。

 

ちなみに、予算に余裕があって自宅での使用がメインなら、iPad Proもオススメです。

 

特にiPad Pro(12.9インチ)で魅力的なのは、コードストリップが12個まで並べられることです。

 

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iPad(無印)はコードストリップが8個までしか並べられないが‥‥

 

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iPad Proはコードを12個まで使える

 

iPadガレージバンドiOSを使っていて「もっとコードが使えたらなぁ」と思うことは結構あるので、コードストリップが多く使えるのはかなりのメリットだと思います。

ストレージは余裕があった方がいい

ガレージバンドiOSで音楽制作を続けるには、それなりのストレージ容量が必要になります。

 

ストレージが足りないと、せっかく作った曲を容量不足のために削除することになったり、新しい音源をダウンロード出来なかったりする可能性があります。

 

ストレスなく音楽制作するためにも、ストレージは絶対に余裕があったほうがいいです。

 

iPad  32GB ¥34,800~(税別)

iPad 128GB ¥44,800~(税別)

 

ちなみに僕は32GBのものを使用していますが、ガレージバンドのデータはAir DropiMacと共有して管理しています。

 

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データはAirdropで簡単に共有できる

イヤホンジャックがないモデルに注意

iPad ProやiPad Airには、イヤホンジャックがないものが多いです。もちろんワイヤレスイヤホンは使用できますが、ガレージバンドで演奏するときに音の遅れが発生する可能性があります。

 

音の遅れは演奏に少なからず影響が出ます。iPadを購入する際は、イヤホンジャックが必要かどうかも考えて、どのモデルにするか決めましょう。

 

AmazonでiPadを探す

 

iPadで音楽制作を始めよう

iPadなら、ガレージバンドiOSで音楽制作、iMovieで動画編集、さらにYouTubeにアップロードするところまで一台で完結できます。

 

完成した曲を、LINEやTwitterなどのSNSアプリで共有することも簡単にできます。

 

気軽に本格的な音楽制作を始めるなら、iPadガレージバンドiOSが圧倒的にオススメです!

 

GarageBand Music - YouTube では、iPad(無印)を使った音楽制作の動画を投稿していますので、ぜひ参考にしてみて下さい!!

 

 
 

モバイルボーカロイドエディタのパラメータ解説

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YouTubeで動画も公開しています。動画はこの記事の一番下からどうぞ。

 

ビブラート

設定方法 : EDIT→ノートを選択→SUB TOOL→PROPERTY→ビブラートをON

歌声を伸ばすときに音程を揺らすこと。あまりかけ過ぎるとしつこくなるので程々に。

 

 

コントロールパラメータ

設定方法 : CP WINDOW→CP LISTから選択

 

VEL(ベロシティ)

子音の長さを調節するパラメータ。値を上げると子音が聴こえやすくなり、ハッキリした歌声に。逆に、アップテンポの曲は値を下げて滑舌を良くするのがオススメ。

 

DYN(ダイナミクス

音量を調節するパラメータ。静かに歌うところでは小さく、盛り上がるところは大きくすると、歌に抑揚が出る。

 

BRE(ブレシネス)

歌声に混ぜる息の量を調節するパラメータ。上げ過ぎるとザラついた感じになるので注意。

 

BRI(ブライトネス)

歌声の明るさを調節するパラメータ。明るい曲は値を高めに、落ち着いた曲は値を低めに設定するのがオススメ。

 

CLE(クリアネス)

歌声の高音域を調節するパラメータ。歌声がこもってるなと感じた時に少しだけ上げると、ヌケが良くなる。

 

OPE(オープニング)

口の開き具合を調節するパラメータ。値を下げるとこもった声になるので、高音域が耳障りな時に少し下げると聴きやすい歌声になる。

 

GEN(ジェンダーファクター)

声のフォルマントを調節するパラメータ。値を上げると男っぽい声に、値を下げると女っぽい声になる。

 

POR(ポルタメントタイミング)

音程が移り変わるタイミングを調節するパラメータ。値を上げると移動のタイミングが遅く、値を下げると移動のタイミングが早くなる。

 

PIT(ピッチベンド)

歌声の音程を調節するパラメータ。値を上げると音程が上がり、値を下げると音程が下がる。

 

PBS(ピッチベンドセンシティビティー

ピッチベンドで変化する音程の幅を調節するパラメータ。


 

www.youtube.com

【YouTube】「ガレージバンドiOSで作ってみた」動画制作の裏側

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GarageBand Music - Youtube では、無料音楽アプリ「ガレージバンドiOS」を使った楽曲制作動画を公開しています。

 

この記事では、ひとつの動画を投稿するまでの大まかな流れをご紹介します。

 

曲決め

せっかく動画を投稿するからにはたくさんの人に見てもらいたいので、流行の曲を選ぶことが多いです。

 

そのためYouTubeの急上昇ランキングは、常にチェックしています。

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YOUTUBEの急上昇ランキングは常にチェック

 

あとは、自分が好きな曲とか、リクエストを受け付けることもあります。

 

曲によっては再現が難しい場合もあるので、そのような曲は除外します。

 

「動画にしたときに面白いか」も、ある程度イメージして曲決めを行います。

 

耳コピ(1~2時間くらい)

曲が決まったら、耳コピしながらガレージバンドiOSMIDIデータを打ち込んでいきます。

 

動画ではスラスラと制作していますが、耳コピ段階では1音1音確認しながら慎重に音を入力していきます。

 

とりあえず完成品を作って、演奏が難しいものは後で練習します。

 

また、この後の撮影をスムーズに進めるために、簡単なメモも取っています。

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メモの内容は主に、コード進行や各トラックの設定など

 

コードが分かれば、使われている音もある程度は予想がつくので、僕の場合は必ず最初にコード進行を確認しています。

 

ちなみに耳コピのときはイヤホンを使っていますが、低音域がしっかり出るものが聞き取りやすくてオススメです。 

撮影(10~30分くらい)

曲にもよりますが、撮影時間はどんなに長くても30分くらいです。

 

耳コピで一度完成させたものを、もう一度最初から再現していく感じで撮影しています。

 

カメラはスマホ(HUAWEI P20lite)を利用、今のところ「これで十分かな」と思っています。

 

撮影にも便利なスマホですが、すぐにストレージが一杯になってしまうので、SDカードは必須ですね。 

 

スマホの固定は専用の器具もありますが、僕の場合は100均で買ったスチールラックに乗せて撮影しています。

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iPadの画面に映り込むのが難点ですが、安定感はあります



あと、撮影中にiPadがズレてしまうのを防ぐために、iPadと机をガムテープで固定しています。

 

2021.4 追記

スマホ固定用のアームを導入しました。やはり専用の器具は便利ですね。特に良くなった点は、高さの微調整が出来ること、スチールラックの時のようなスマホ画面への映り込みがなくなったこと、です。もっと早くに導入すればよかった(^^;

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編集(2時間くらい)

Macに付属のiMovieのみで編集しています。

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不要な部分をカットし、演奏以外の部分(各トラックの設定シーンなど)は早送りにして、出来るだけテンポの良い動画に編集していきます。

 

動画の長さが決まったら、それに合わせて音の長さを調整して、動画と合わせます。

 

タイトルも基本的にiMovieで済ませることが多いですが、ちょうどいいテンプレがないときは、Canvaで作成した画像を挿入することもあります。

 

ちなみにサムネイルもCanvaで作成しています。

 

サムネイルはこだわりだすと、いくらでも時間を使ってしまうので、ある程度テンプレ化したほうが良いかもしれません。

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YouTubeのサムネイルや、ブログのアイキャッチはテンプレ化で作業効率アップ


 

アップロード(15分くらい)

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動画が完成したらYouTubeにアップロードします。

 

アップロードには少し時間がかかるので、その間に動画の概要欄やタグの入力、サムネイルの設定などをします。

 

動画の公開設定は、スケジュール設定を利用することが多いです。

 

YouTubeでは視聴者の多い時間帯があるので、その時間を狙って公開するのが主な目的ですが、アップロード後に編集ミスに気が付くことが結構あるので、公開前に最終チェックする意味もあります。

 

 

 

以上が動画投稿までの大まかな流れで、トータルの作業時間は5時間ほどです。

 

YouTubeでチャンネルを育てるのに最も大切なことは「継続」なので、動画投稿に興味のある方はぜひ、自分が継続できるスタイルを模索してみて下さい。

【GIGAスクール構想】音楽の授業でガレージバンドiOSを使うメリット

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教育のICT化「GIGAスクール構想」で、全国の小中学校の全ての生徒に一人一台タブレット端末が配られています。

 

文部科学省は「Windows」「Chromebook」「iPad」の3種類を推奨していますが、そのなかでもiPadを導入する自治体が多いそうです。

 

多くの学校でiPadが使われるようになれば、音楽の授業でガレージバンドiOSを使うことも増えていくものと思われます。

 

音楽の授業でガレージバンドiOSを使うメリット

すぐに演奏を楽める

音楽の授業で定番の楽器といえば、リコーダーやピアニカですが、演奏を楽しめるようになるまでには、音の配置や楽譜の読み方など覚えることが色々あります。

 

それに、楽器を綺麗な音で鳴らすには、それなりの演奏技術を習得する必要があります。

 

演奏を楽しめるようになるまでの労力が多すぎると、「つまらない」「何のために勉強するのかわからない」と挫折の原因になってしまいます。

 

でもガレージバンドiOSなら、楽器経験がなくても、楽譜が読めなくても、誰でも最初から簡単に演奏が楽しめます。

 

例えばSmartGuitarの機能を使って、タイミング良くコードをタップすれば、簡単に曲の伴奏を弾くことが出来ます。

 

www.youtube.com

 

また、どんな楽器の演奏も画面をタップするだけなので、簡単に綺麗な音を鳴らすことが出来ます。

 

簡単に演奏できるので、挫折しにくく、楽しみながら学習が続けられます。

 

自宅学習がしやすい

楽器の練習がご近所の騒音トラブルになるという話はよく聞きますが、ガレージバンドiOSなら、イヤホンやヘッドフォンを使って練習することが出来ます。

 

自分の演奏を多重録音して一人でアンサンブルを作ったり、演奏データをインターネット経由で共有してクラスメートと共同作品を作ることも可能です。

 

また、自宅で制作した作品はデータで提出することが出来ます。

 

ポップスやロック系の音楽との相性がいい

音楽の教科書にもポップスやロック系の曲がたくさん採用されるようになりました。

 

流行りのヒット曲を取り上げると、生徒の反応は全然違いますよね。しかし演奏する楽器がリコーダーやピアニカでは、ちょっと興ざめです。

 

でもガレージバンドiOSなら、ドラムやギターなどのいわゆるバンド楽器の音色が豊富なので、生徒にとっても魅力的な授業になります。

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本物のドラムと音の配置が同じなので、リアルな演奏体験が出来る

 

ウィズコロナ時代にも最適

新型コロナウイルスは、音楽の授業にも大きな影響を与えていることと思います。

 

飛沫感染を防ぐために、生徒が密集した教室で歌うことは難しいですし、リコーダーやピアニカのような口にくわえて音を出す楽器も慎重になります。

 

でもガレージバンドiOSなら、飛沫の心配はありません。

 

離れた場所にいても、後から演奏データを持ち寄ることで楽曲を完成させることが出来るので、リモート授業も可能です。

 

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演奏データやプロジェクトファイルを、AirDrop、LINE、Mailなどで簡単に共有できる

 

音楽の授業でガレージバンドiOSを使うために教師に求められるもの

音楽の授業でメリットの多いガレージバンドiOSですが、使いこなすにはtの知識と経験が必要です。

 

各楽器の知識と、アプリの基本的な機能(録音やミックス、編集、ループ音源、MIDIなど)は理解しておきたいです。

 

また、ガレージバンドiOSの機能を利用して簡単に演奏を楽しむため、編曲を簡単にする技術やコードの知識もあるとよいです。

 

 

GarageBand Music - YouTubeでは、ガレージバンドiOSを使った様々な楽曲制作動画を見ることが出来ます。

 

ぜひ参考にしてみて下さい。