【GIGAスクール構想】音楽の授業でガレージバンドiOSを使うメリット

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教育のICT化「GIGAスクール構想」で、全国の小中学校の全ての生徒に一人一台タブレット端末が配られています。

 

文部科学省は「Windows」「Chromebook」「iPad」の3種類を推奨していますが、そのなかでもiPadを導入する自治体が多いそうです。

 

多くの学校でiPadが使われるようになれば、音楽の授業でガレージバンドiOSを使うことも増えていくものと思われます。

 

音楽の授業でガレージバンドiOSを使うメリット

すぐに演奏を楽める

音楽の授業で定番の楽器といえば、リコーダーやピアニカですが、演奏を楽しめるようになるまでには、音の配置や楽譜の読み方など覚えることが色々あります。

 

それに、楽器を綺麗な音で鳴らすには、それなりの演奏技術を習得する必要があります。

 

演奏を楽しめるようになるまでの労力が多すぎると、「つまらない」「何のために勉強するのかわからない」と挫折の原因になってしまいます。

 

でもガレージバンドiOSなら、楽器経験がなくても、楽譜が読めなくても、誰でも最初から簡単に演奏が楽しめます。

 

例えばSmartGuitarの機能を使って、タイミング良くコードをタップすれば、簡単に曲の伴奏を弾くことが出来ます。

 

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また、どんな楽器の演奏も画面をタップするだけなので、簡単に綺麗な音を鳴らすことが出来ます。

 

簡単に演奏できるので、挫折しにくく、楽しみながら学習が続けられます。

 

自宅学習がしやすい

楽器の練習がご近所の騒音トラブルになるという話はよく聞きますが、ガレージバンドiOSなら、イヤホンやヘッドフォンを使って練習することが出来ます。

 

自分の演奏を多重録音して一人でアンサンブルを作ったり、演奏データをインターネット経由で共有してクラスメートと共同作品を作ることも可能です。

 

また、自宅で制作した作品はデータで提出することが出来ます。

 

ポップスやロック系の音楽との相性がいい

音楽の教科書にもポップスやロック系の曲がたくさん採用されるようになりました。

 

流行りのヒット曲を取り上げると、生徒の反応は全然違いますよね。しかし演奏する楽器がリコーダーやピアニカでは、ちょっと興ざめです。

 

でもガレージバンドiOSなら、ドラムやギターなどのいわゆるバンド楽器の音色が豊富なので、生徒にとっても魅力的な授業になります。

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本物のドラムと音の配置が同じなので、リアルな演奏体験が出来る

 

ウィズコロナ時代にも最適

新型コロナウイルスは、音楽の授業にも大きな影響を与えていることと思います。

 

飛沫感染を防ぐために、生徒が密集した教室で歌うことは難しいですし、リコーダーやピアニカのような口にくわえて音を出す楽器も慎重になります。

 

でもガレージバンドiOSなら、飛沫の心配はありません。

 

離れた場所にいても、後から演奏データを持ち寄ることで楽曲を完成させることが出来るので、リモート授業も可能です。

 

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演奏データやプロジェクトファイルを、AirDrop、LINE、Mailなどで簡単に共有できる

 

音楽の授業でガレージバンドiOSを使うために教師に求められるもの

音楽の授業でメリットの多いガレージバンドiOSですが、使いこなすにはtの知識と経験が必要です。

 

各楽器の知識と、アプリの基本的な機能(録音やミックス、編集、ループ音源、MIDIなど)は理解しておきたいです。

 

また、ガレージバンドiOSの機能を利用して簡単に演奏を楽しむため、編曲を簡単にする技術やコードの知識もあるとよいです。

 

 

GarageBand Music - YouTubeでは、ガレージバンドiOSを使った様々な楽曲制作動画を見ることが出来ます。

 

ぜひ参考にしてみて下さい。