ドレミのドの音だけで作った歌
※ドレミのドの音だけで歌を作りました。動画はこの記事の一番下からどうぞ。
ドレミのドの音だけで歌を作るとなると、コード進行にちょっとした工夫が必要です。
ちなみにこの曲はKey=Cなので、ダイアトニックコードは「C・Dm・Em・F・G・Am・Bm(-5)」になります。
このなかで特に注意が必要なのがGコードです。
Gコードは「ソ・シ・レ」の和音ですが、「シ」の音が「ドレミのドの音」とぶつかってしまうんですね。
「いまいちよく分からない」という人のために、Gコードの「ソ・シ・レ」 から「シ」だけを抜き出して「ドレミのドの音」と一緒に鳴らしてみますね。
音がぶつかっているのが分かりましたか?
専門的な言い方をすると、「ド」はGコードのアボイドノート(回避音)になります。
とはいえGコードが全く使えないのは、コード進行が限られてしまってツラいところ。
そこでGコードの代わりになるコードを用意しました。
それが、FonGとGsus4です。
FonG
Gsus4
どちらのコードにも「ド」の音が含まれているので、「ドレミのドの音だけで作った歌」にも合います。
コード進行を考えるときに「コードはこっちに行きたいのに歌とぶつかってしまう」ってこと、結構ありますよね。
そんなときはまず、コードのどの音がぶつかっているのかを探しましょう。
ぶつかっている音が分かれば、それを歌に合う音に変えるだけで、解決することも多いです。