【ギター】低音弦の音を覚えてパワーコードを弾こう
ギターの練習を始めたばかりの人で「コードが覚えられない」「TAB譜を読むのが大変」という悩み、よく聞きます。
そんな人にオススメなのが、パワーコードです。
パワーコードなら、簡単に覚えられて、しかも一気にたくさんの曲を演奏できるようになります。
低音弦の音を覚えてパワーコードのルートを弾こう
パワーコードを使いこなすには、まず5・6弦の音を覚えます。
このアルファベットがコードのルートという音になります。
まずはコードのルート音だけで、カノン進行というコード進行を弾いてみましょう。
カノン進行は、J-POPの有名曲でよく使われているコード進行です。
|C |G |Am |Em |F |C |F |G |
ルートに5度の音を加えればパワーコードの完成
ルート音の位置を覚えたら、そこに5度の音というのを加えます。
5度の音は全て、ルートから見て同じ位置(隣の弦の2フレット右)になるので、簡単に見つけられるはずです。
ルートと5度の音を同時に弾くと、パワーコードの完成です。
Cのパワーコード
Gのパワーコード
Aのパワーコード
パワーコードでカノン進行を弾いてみましょう。
|C |G |Am |Em |F |C |F |G |
パワーコードに慣れたら、曲に合わせて弾いてみましょう。
パワーコードなら色々なコードに対応できる
例えば、C、Cm、C7、Cm7などのコードは全て、Cのパワーコードで弾くことが出来ます。
- |C |G |Am |Em |F |C |F |G |
- |C |G7 |Am7 |Em7 |F |C |F |G7 |
上の2つのコード進行の場合、パワーコードならどちらも全く同じ演奏になります。
フラットとシャープ
ルートがフラットやシャープになる場合は、以下を参考にして下さい。
ルートの場所さえ分かれば、パワーコードの形は同じです。
m7(-5)とdimのパワーコードは形が変わる
パワーコードの形が変わる場合というのがいくつかあって、よく出てくるのがm7(-5)(マイナーセブンフラットファイブ)とdim(ディミニッシュ)です。
これらのコードが出てきたら、5度の音をひとつ下げて(左にずらして)下さい。
コード練習はU-FRETがオススメ
パワーコードが見つけられるようになったら、あとはたくさん弾いて慣れるのみです。
U-FRETというサイトなら、有名曲のコード進行が簡単に見つけられるので、好きな曲のコード進行をパワーコードで弾くことが出来ますよ。
ぜひ活用してみて下さい。